目的
1946年世界最初の電子計算機ENIACの出現から70年を経た現在, 計算機性能の飛躍的な向上を受け, 数値計算が活躍する場が広がりを見せています. このような広がりの中で, より精度が高い, より効率の良い計算手法を構築し実際の現象理解に役立てるには, 数値解析学に基づいた計算手法の評価が重要な鍵の1つとなっています.
そこで数値計算で用いる, より信頼性の高い, より効率の良い計算手法の構築から, 構築した計算手法の実問題への適用まで, 数値計算の様々な局面に現れる話題について数値解析学に基づく議論を行うことを目的として, 研究集会を企画いたしました.
本研究集会での議論が, 数値解析の古から現在までを振り返り, 現在から未来への発展に寄与できればと考えています.
年度末のご多忙な時期ではありますが, 皆様のご参加をお待ちしています.
研究集会幹事
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田上 大助 (九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所)
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野津 裕史 (金沢大学 理工研究域 数物科学系)
共催
本研究集会は
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日本学術振興会 科学研究費補助金
基盤研究(C)
(課題番号: 15K05002; 代表: 田上 大助)
の援助のもと開催されます.